Rancherとは

Rancherとは

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Dockerを使ってコンテナを利用する際に“より簡単に”コンテナの管理やコンテナのオーケストレーション機能を使いたいという要望に応えるソフトウェアです。アメリカのRancher Labs,Inc.が開発し、OSSとして利用可能です。有償でサポートを受けることも出来ます。

 

 

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2016年にVer.1.Xがリリースされました。2017年3月現在、Release v1.5.0が最新です。

https://github.com/rancher/rancher/releases/tag/v1.5.0

 

 

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1ヵ月に一度バージョンアップしますので、最新版を利用する際は必ずサポートされるDockerバージョンを確認しましょう。

 

Rancherの特徴

・カタログ機能でソフトを簡単にインストール

カタログから様々なソフトを選択し、ホストへコンテナをインストールします。

 

 

 

 

簡単なWordpressのインストール

 

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インストール中

 

 

このようなサーバー構成が自動で出来上がります。

 

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・KUBERNETESのインストールが簡単

Rancherにデフォルトで設定されているオーケストレーション/スケジュール機能は「Cattle」です。これに追加し、「KUBERNETES」(クーバーネーテスと読む)や「Docker Swarm」、「MESOS」といったオーケストレーション/スケジュール機能を利用することが出来ます。これらはコンテナの故障時に自動復旧したり、ホストサーバー故障時にはコンテナを別ホストサーバーへフェイルオーバーさせるHA機能や、ホストサーバーにコンテナを配置するスケジュール機能を持っています。こういったオーケストレーション/スケジュール機能のインストールや設定は通常だと結構手間がかかることが多いのですが、Rancherでは上記のカタログ機能を使って簡単にホストサーバへインストールすることが出来ます。短い場合は5分程でインストールが完了します。

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・マルチクラウド利用が可能

NW的に繋がっていればRancherのオーバーレイNWを利用しAWSやAzure、ECL2.0などの複数のクラウドをまたがってIaaS基盤を構築することが可能です。

エンバイロメント(環境)単位でクラウドを変更し、テスト環境や本番サービス複数のエンバイロメントを使い分け、用途に応じてクラウドを使い分けても良いです。

例えば、開発用とステージング用エンバイロメントにはAWSを使い、商用サービスエンバイロメントにはAzureやECL2.0を利用するなど、用途ごとに違うコストや品質要求にあわせてクラウドを使い分けすることも簡単に出来ます。また、一つのエンバイロメントを複数のクラウドまたは自社オンプレミスの設備を合わせて使うことも可能です。例えば、大事なデータを保管するデータベースやファイルサーバは自社設置の設備を使い、フロントエンドのWebサーバのコンテナにはAWSを使うなどの組み合わせも簡単に出来ます。※クラウド間のNW帯域やレイテンシーの影響を受けることがありますので、システム要件に合わせて各クラウドへのダイレクト接続メニューの契約をご検討下さい。

 

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より詳しく知るには

 

Rancher JPのサイトが有志により運用されています。

 

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Slackもあります。[rancherjp]

 

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Rancher Meetupが頻繁に開催されています。Connpassなどから参加されると良いとおもいます。

 

 

 

次回はRancherのインストール方法などを掲載します。

 

とみなが
サービスクリエーション本部所属

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