コントロールパネルから設定を変更しよう

VPSの起動・終了などの主要な操作は、コントロールパネルで行います。今回は、コントロールパネルの操作のうち、これまでの記事で解説していなかった部分を取り上げます。

 

■サービスコンパネの機能

■OSの再インストール

■ポートの監視

■キーペアの設定

■VNSコンソールの使用

■パスワードの変更

 

■サービスコンパネの機能

NTTPCのVPSクラウドでは、VPSの動作に関する設定を、「サービスコンパネ」で行います。サービスコンパネには、以下のような機能があります。

 

・インスタンスの管理(情報の表示、起動/停止、ポートの監視など)

・マシンイメージの管理(マシンイメージからの起動など)

・セキュリティグループの管理(セキュリティグループの作成や編集)

・キーペアの管理(キーペアの作成など)

・オプション機能の管理(ロードバランサ、バックアップ)

・ユーザー情報の設定

 

上記の機能の中で、いくつかの機能はこれまでの記事で解説してきました。そこで今回は、これまでに解説していなかった機能を紹介します。

 

 

■OSの再インストール

インスタンスの中身が混乱してきたときなど、OSを再インストールしたい場合もあります。そのような時には、次の手順で再インストールすることができます。

 

①インスタンス一覧のページを開いて、対象のインスタンスを停止(電源オフ)します。

②インスタンス一覧のページで、対象のインスタンスの行の左端にあるチェックボックスをオンにし、「リストア」ボタンをクリックします。

③「インスタンスのリストア」画面が開きますので、イメージ一覧の中で、標準OSのインスタンスを選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

④次に表示される画面で「リストア」ボタンをクリックします。

 

 

■ポートの監視

VPSでは各種のサーバーソフトを動作させますが、時にはそういったソフトがダウンすることもあり、トラブルにつながることがあります。例えば、VPSでWebサイトを運用している場合、Webサーバーのソフト(Apacheなど)がダウンすると、Webサイトにアクセスできないという事態が発生します。

そこで、ポートに定期的にアクセスして応答があるかどうかを監視して、異常が発生したときにメールで通知することができます(ただし、「512M-SSDタイプ」と「1G-SSDタイプ」のインスタンスでは利用不可)。また、HTTP/HTTPSの監視では、ページのアドレスを指定して、そのページにアクセスできるかどうかを監視することができます。

ポートの監視は次の手順で設定します。

 

①インスタンス一覧のページで、対象のインスタンスの行の右端にある「編集」ボタンをクリックし、「インスタンスを編集」の画面を開きます。

②「ネットワーク監視項目」部分の「有効」のチェックをオンにします。

③「メールアドレス」欄に、異常発生時の通知先メールアドレスを入力します。

④「プロトコル」の下にある「+」のボタンをクリックします。

⑤プロトコルを選択する欄が表示されますので、監視するプロトコルを選択します。

⑥「詳細パラメータ」の「Port」の欄でそのプロトコルのポート番号を指定します。

⑦HTTP/HTTPSを監視する場合は、「Path」の欄でドキュメントルートからのパスを指定します。

⑧④~⑦の手順を繰り返して、各プロトコルの監視方法を設定します(図1)。

 

図1 ポートの監視の設定

図1 ポートの監視の設定

 

 

■キーペアの設定

インスタンスを初めて起動する際に、キーペアを作成する手順がありました。その際に作成した秘密鍵をなくしてしまうと、その秘密鍵を使ってSSHでログインすることができなくなります。そのような時には、キーペアを作り直して、インスタンスに割り当てなおすことができます。

キーペアを作成するには、次の手順を取ります。

 

①サービスコンパネの左端のメニューで「キーペア」をクリックします。

②「キーペア」のページが開きますので、「キーペアを作成」ボタンをクリックします。

③「キーペアを作成」画面が開きますので、キーペアの名前と説明を入力して「作成」ボタンをクリックします。

④秘密鍵をダウンロードする状態になりますので、ローカルにダウンロードして保存します。

 

また、作成したキーペアをインスタンスに割り当てるには、次の手順を取ります。

 

①インスタンス一覧のページで、対象のインスタンスの行の右端にある「編集」ボタンをクリックし、「インスタンスを編集」の画面を開きます。

②「SSHキーペア」の欄でキーペアを選択して、「更新」ボタンをクリックします。

③対象のインスタンスを一度停止(パワーオフ)し、その後に起動(パワーオン)します。

 

 

■VNCコンソールの使用

サーバーソフトのインストールなど、インスタンスの大半の操作はSSHで行います。ただ、ポートの設定を間違えたりして、SSHでの接続ができなくなってしまうこともあります。

このような時には、SSHの代わりに「VNCコンソール」でインスタンスに接続することができます。その手順は次のようになります。

 

①インスタンス一覧のページで、対象のインスタンスの行の左端にあるチェックボックスをオンにし、「コンソール」のボタンをクリックします。

②「コンソールを起動」の画面が開きます。「インスタンスID」に表示された文字列のうち、最初の「i-」を除いた文字列をメモします(図2)。その文字列を後でパスワードとして使います。

③「コンソールを起動」ボタンをクリックします。

④コンソールが起動したらEnterキーを押します。

⑤「XXX login:」のようなメッセージが表示されますので、「root」と入力します。

⑥「Password:」のメッセージが表示されますので、②でメモしておいたパスワードを入力します(図3)。

 

図2 「インスタンスID」の「i-」を除いた部分をメモする

図2 「インスタンスID」の「i-」を除いた部分をメモする

 

図3 VNCコンソールが起動したところ

図3 VNCコンソールが起動したところ

 

 

■パスワードの変更

サービスコンパネにログインする際に、パスワードが必要です。このパスワードを変更したい場合は、次の手順で操作します。

 

①サービスコンパネにログインします。

②ページ右上の方にある「設定」のリンクをクリックします。

③「ユーザー設定」のページが開きますので、「パスワード変更」のリンクをクリックします。

④パスワード変更のページが開きます。現在のパスワードと、変更後のパスワードを入力して、「更新」ボタンをクリックします。なお、パスワードはアルファベット/数字/記号を組み合わせ、8文字以上にする必要があります。

 

 

 

 

うちだ
サービスクリエーション本部所属        (監修:とみなが)       

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