コントロールパネルの基本操作

NTTPCのVPSクラウドでは、「サービスコンパネ」を使ってVPS(インスタンス)の動作の確認や、各種の管理を行います。今回は、サービスコンパネでの基本的な操作手順を解説します。

 

■契約者コンパネとサービスコンパネ

■サービスコンパネへのログイン

■インスタンスの状態の確認

■インスタンスのIPアドレスの確認

■インスタンスの起動/停止/再起動

 

 

■契約者コンパネとサービスコンパネ

NTTPCのVPSでは、「契約者コンパネ」と「サービスコンパネ」の2つのコントロールパネルを使って管理作業を行うようになっています。

契約者コンパネは、名前の通り、契約に関する情報の確認や変更に使います。主な機能として、次のようなものがあります。

 

・サービスの購入

・利用料金の確認

・契約者の個人情報の確認/変更

 

一方のサービスコンパネは、VPSの動作を管理するのに使います。主な機能として、次のようなものがあります。

 

・インスタンスの起動/停止/再起動

・セキュリティグループの作成/編集

・キーペアの作成/編集

・オプション機能(バックアップ/ロードバランサ)の設定

・VNCコンソールへのログイン

 

契約者コンパネは、普段は使うことはあまりありません。一方のサービスコンパネは、VPSの動作を管理するものなので、契約者コンパネよりも使う頻度は高くなります。今回は、サービスコンパネの機能の中で、特に基本的なものを取り上げて解説します。

なお、すでにVPSの購入と起動はできているものとして、今回の話を進めます。そこまでの手順は、「VPSの購入手順」の記事をご参照ください。

 

 

■サービスコンパネへのログイン

サービスコンパネにログインするには、Webブラウザで次のアドレスに接続します。

 

https://vpscloud.arena.ne.jp/

 

「ユーザー(サービスID)」と「パスワード」を入力する欄が表示されます。サービスIDは、契約完了時に送られてきたメールに記載されている9桁の数字です。この値を「ユーザー(サービスID)」の欄に入力します。一方、パスワードの欄には自分で決めたものを入力します(図1)。

ログインが完了すると、「ダッシュボード」というページが表示されます。ダッシュボードには、現在使用しているリソース(インスタンスやキーペアなど)の一覧が表示されます(図2)。

 

図1 ログインのページ

図1 ログインのページ

 

 

図2 サービスコンパネのダッシュボード

図2 サービスコンパネのダッシュボード

 

 

■インスタンスの状態の確認

サービスコンパネでは、インスタンスの動作状況を確認したり、起動・終了などを行ったりすることが多いです。これらの作業は、「インスタンス」のページで行います。

サービスコンパネの左端のメニューの中で、「インスタンス」をクリックすると、インスタンス一覧のページが開きます。また、ダッシュボードの中の「インスタンス」のリンクからでも、同じページを開くことができます。

インスタンスのページでは、現在管理しているインスタンスが一覧表示されます。また、各インスタンスの行の左端にあるチェックをオンにすると、「詳細」の部分にそのインスタンスの詳細な情報が表示されます(図3)。

 

図3 インスタンスの一覧と詳細

図3 インスタンスの一覧と詳細

 

 

「状態」のところには、現在のインスタンスの状態が表示されます。その意味は表1の通りです。通常はインスタンスを稼働させて使うので、状態は「running」になっていることが一般的です。

また、状態が「running」か「halted」以外の時は、しばらくすると状態が変化します。例えば、今の状態が「scheduling」の時には、時間がたつにつれて「pending」→「initializing」と変化していきます。

しかし、状態の表示は自動的には変わりません。ページ右上の方の「更新」ボタンをクリックすると、その時点の状態に更新されます。

 

表1 インスタンスの状態

状態 概要 インスタンスの操作の可否
scheduling 起動予約中 ×
pending 起動待ち ×
initializing 初期化中 ×
running 稼働中
shuttingdown 破棄中 ×
terminated 破棄完了 ×
halting 停止処理中 ×
halted 停止完了
starting 起動処理中 ×


■インスタンスのIPアドレスの確認

SSHでインスタンスに接続するときなど、インスタンスのIPアドレスが必要になる場面があります。

インスタンスのIPアドレスは、サービスコンパネのインスタンスのページで、次の箇所に表示されます。

 ・インスタンス一覧部分の「IPアドレス」列

 ・詳細部分の「IPアドレス」の欄

なお、IPアドレスが2つ表示されている場合、上はグローバルIPアドレスで、下はローカルIPアドレスです。SSHで接続する場合など、外部から接続する際には、上のグローバルIPアドレスを使います。

■インスタンスの起動/停止/再起動

実行中のインスタンスを停止/再起動したり、停止中のインスタンスを起動したりする場面もあります。例えば、OSや各種サーバーソフトの設定を変えたときなどに、インスタンスを再起動する必要が生じることがあります。

これらの操作も、サービスコンパネのインスタンスのページで行います。手順は次の通りです。

 ①インスタンス一覧で、対象のインスタンスの行の左端のチェックボックスをオンにします。

 ②「アクション」のボタンをクリックします。

 ③メニューが表示されますので、表2の項目を選択します。

なお、表1のように、インスタンスが稼働中(running)か停止中(halted)の時だけ、アクションを実行することができます。それ以外の時には、状態がrunningかhaltedになるまでしばらく待ってから、アクションを実行します。

 

表2 インスタンスに対するアクション

アクション 動作
再起動 稼働中のインスタンスを再起動する
パワーオフ 稼働中のインスタンスを終了する
パワーオン 停止中のインスタンスを起動する

 

 

 

 

うちだ
サービスクリエーション本部所属        (監修:とみなが)       

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