VPSの購入手順

今回は、VPSクラウドを申し込んで、インスタンスを起動し、SSHで接続するところまでを解説します。

■VPSクラウドの申し込み

■サーバー管理用コンパネにログイン

■キーペアの作成

■セキュリティグループの作成

■インスタンスの起動

■SSHでのログイン

 

 

■VPSクラウドの申し込み

まず、申し込みの手順から解説します。VPSクラウドへの申し込みは、次のページで始めることができます。

 

https://web.arena.ne.jp/vps-cloud/

 

ページ右上の方にある「お申し込みはこちら」をクリックし、さらに次のページの途中にある「VPSクラウドオンラインお申し込みはこちら」のボタンをクリックすると、申し込みのぺージが表示されます(図1)。このページで、表1のように各情報を入力して、「次へ」ボタンをクリックします。

 

図1 VPSクラウドの申し込みのページ

図1 VPSクラウドの申し込みのページ

 

 

項目 入力する内容
プラン 利用するプランを選択
バックアップ バックアップが必要な場合は容量を選択
ロードバランサ ロードバランサが必要な場合はタイプを選択
パスワード

確認のためにもう一度

パスワードを決めて入力

(8文字以降かつ、アルファベット/数字/記号各1文字以上)

名称 空欄で良い
故障時連絡先メールアドレス 自分のメールアドレスを入力

(1つは必須、2つ目以降はオプション)

キャンペーンコード

代理店コード

コードを持っている場合は入力

 

次に、契約者IDと利用規約についてのページが表示されます(図2)。すでに契約者IDを持っている場合は、「既存の契約者IDを使用する」をオンにします。一方、初めて申し込む場合は「新しい契約者IDを作成する」をオンにします。そして、利用規約確認後、「以下の利用規約に同意する」のチェックをオンにして、「次へ」のボタンをクリックします。

 

図2 契約者IDと利用規約についてのページ

図2 契約者IDと利用規約についてのページ

 

契約者IDを持っていない場合は、支払い方法や契約者情報などを入力する状態になります。支払い方法はクレジットカード/請求書払い/口座振替から選ぶことができます(図3)。

図3 契約者情報の入力

図3 契約者情報の入力

 

ここまでの入力が終わると、入力内容を確認するページが表示されます(図4)。「登録する」のボタンをクリックすると、「登録します。よろしいですか?」のメッセージが表示されますので、「OK」ボタンをクリッククリックします。

 

 

図4 入力内容の確認

図4 入力内容の確認

 

 

これで申し込みが完了し、NTTPCからのメールが送信されますので、保管しておきます。また、契約者IDを初めて取得した場合は、パスワードの初期設定が必要になりますので、メールに従って操作します。

 

 

■サーバー管理用コンパネにログイン

VPSクラウドでは、VPSの管理を「サーバー管理用コンパネ」で行います。サーバー管理用コンパネのアドレスは次の通りです。

 

https://vpscloud.arena.ne.jp/

 

このページに接続すると、ユーザとパスワードを入力する状態になります。ユーザーの欄には、NTTPCからのメールに記載されているサービスIDを入力します(図5)。ログインすると、ダッシュボードのページが表示されます(図6)。

 

図5 サーバー管理用コンパネのログイン画面

図5 サーバー管理用コンパネのログイン画面

 

 

図6 ダッシュボード

図6 ダッシュボード

 

 

■キーペアの作成

VPSでは、設定やインストールなどの作業をSSH(Secure Shell)で行う場面が多いです。VPSクラウドでは、SSHで安全にログインするために、認証用の鍵(のファイル)を使うようになっています。そこで、「キーペア」(秘密鍵と公開鍵のペア)を作成します。手順は次の通りです。

 

①ダッシュボード左端のメニューで、「セキュリティ」にある「キーペア」のリンクをクリックして、キーペアのページを開きます。

②「キーペアを作成」のボタンをクリックして(図7)、「キーペアを作成」のダイアログボックスを開きます。

③「キーペア名」欄には、分かりやすい名前を決めて入力します。

④「説明」欄には、キーペアの大まかな説明を入力します。

⑤「公開鍵」欄は空欄のままで、「作成」ボタンをクリックします(図8)。

⑥秘密鍵のファイルをダウンロードする状態になりますので、名前を付けて自分のパソコンに保存します。

 

 

なお、秘密鍵のファイルは、後で再度ダウンロードすることはできません。秘密鍵をなくしてしまうと、VPSにSSHで接続することができなくなりますので、注意が必要です。

 

図7 「キーペアを作成」のボタンをクリック

図7 「キーペアを作成」のボタンをクリック

 

 

図8 キーペア名/説明を入力して「作成」ボタンをクリック

図8 キーペア名/説明を入力して「作成」ボタンをクリック

 

■セキュリティグループの作成

次に、「セキュリティグループ」を作成します。セキュリティグループはファイアウォールの機能のことで、開放するポート番号や、通信元のIPアドレスを制限することができます。

まず、ダッシュボード左端のメニューで、「セキュリティ」にある「セキュリティグループ」をクリックして、セキュリティグループのページを開きます。そして、そのページの「セキュリティグループを作成」のボタンをクリックします(図9)。

 

図9 「セキュリティグループを作成」のボタンをクリック

図9 「セキュリティグループを作成」のボタンをクリック

 

 

これで、「セキュリティグループを作成」のダイアログボックスが開きます。「セキュリティグループ名」欄には、分かりやすい名前を決めて入力します。「説明」欄には、セキュリティグループの大まかな説明を入力します。

そして、「ルール」の欄に、次のように入力します。「自分のIPアドレス」の部分には、ご自分のパソコン(またはパソコンを接続しているルータ)に割り当てられているグローバルIPアドレスを入力します。

1行目は、自分のパソコンからのみSSHで接続できるようにすることを意味します。2行目は、WebサーバーとしてVPSを公開するための設定です。そして3行目は、VPSクラウドのインスタンス監視機能を動作させるための設定です。

 

tcp:22,22,ip4:自分のIPアドレス/32

tcp:80,80,ip4:0.0.0.0/0

icmp:-1,-1,ip4:202.229.157.108/32

 

 

なお、セキュリティグループの記述方法の詳細は、次のページを参照してください。

https://web.arena.ne.jp/support/vps-cloud/manual/wakame-vdc.html#8.2.

 

図10 セキュリティグループの設定

図10 セキュリティグループの設定

 

 

■インスタンスの起動

次にインスタンス(仮想サーバー)を起動します。

ダッシュボード左端のメニューで「イメージ」の中の「マシンイメージ」をクリックし、マシンイメージ一覧のページを開きます。その中で、契約しているプランに応じて、利用可能なイメージを選択して、「インスタンスを起動」のボタンをクリックします(図11)。

 

図11 インスタンスの選択

図11 インスタンスの選択

 

これで、「インスタンスを起動」のダイアログボックスが開きます。「インスタンス名」の欄には、分かりやすい名前を決めて入力します。「SSHキーペア」の欄では、インスタンスで利用するキーペアを選択します。そして、「セキュリティグループ」の欄では、インスタンスに設定するセキュリティグループを選択して、「>」のボタンをクリックします(図12)。

 

 

図12 インスタンスの起動

図12 インスタンスの起動

 

 

これで「起動」のボタンをクリックすると、インスタンスが起動します。ダッシュボード左端のメニューで「インスタンス」をクリックすると、実行中のインスタンスの一覧が表示されます。「状態」列の表示が「running」になれば、インスタンスの起動は完了しています(図13)。また、この一覧の「IPアドレス」の列の値は、この後でSSHで接続する際に使います。

 

 

図13 実行中のインスタンスの一覧

図13 実行中のインスタンスの一覧

 

 

■SSHでログイン

インスタンスを起動することができたら、SSHでログインできるかどうかを確認しておきましょう。

 

・Windowsの場合

Windowsでは、SSHクライアントソフトは標準では入っていません。フリーのSSHクライアントソフトとして、teratermがよく使われています。

 

https://ttssh2.osdn.jp/

 

teratermで接続する場合、以下の手順を取ります。

①起動時に開くダイアログボックスで、「ホスト」の欄に、インスタンスのIPアドレスを入力して「OK」ボタンをクリックします(図14)。

②「SSH認証」のダイアログボックスが開きます。

③「ユーザ名」の欄に「root」と入力します。

④「RSA/DSA/ECDSA/ED25519鍵を使う」をオンにし、その右の「秘密鍵」ボタンをクリックします。

⑤秘密鍵のファイルを選択するダイアログボックスが開きます。右下のファイルの種類を選択する欄で「すべてのファイル」を選んだ後、「キーペアの作成」でダウンロードしておいた秘密鍵のファイルを選択します。

⑥「OK」ボタンをクリックします(図15)。

⑦ログインしてコマンドを入力できる状態になれば、接続は完了です。

 

 

図14 インスタンスのIPアドレスを入力

図14 インスタンスのIPアドレスを入力

 

図15 「ユーザ名」に「root」と入力し、秘密鍵のファイルを選びます。

図15「ユーザ名」に「root」と入力し、秘密鍵のファイルを選ぶ

 

 

・Macの場合

Macでは、ターミナルを起動して、次のようにsshコマンドを実行することで、インスタンスに接続することができます。

 

ssh root@インスタンスのIPアドレス -i 秘密鍵ファイルのパス

 

例えば、インスタンスのIPアドレスが、123.45.67.89だとします。また、秘密鍵ファイルに「key.pem」という名前を付けて、ダウンロードフォルダに保存したとします。この場合、次のコマンドで接続します。

 

ssh root@123.45.67.89 -i ~/Downloads/key.pem

 

SSHでの作業が終わったら、「exit」のコマンドを入力して、ターミナルに戻ります。

 

 

 

うちだ
サービスクリエーション本部所属        (監修:とみなが)       

オススメ記事

関連サービス

VPS VPSクラウド