SuiteSにWordPressをインストールしよう

レンタルサーバーでWebサイトを運用する場合、WordPressを使う機会は非常に多いです。WebARENAの低価格レンタルサーバー 「SuiteS」にもWordPressをインストールすることができますので、その手順を解説します。

 

 

■WordPressをインストールする前に

■MySQLの準備

■WordPressのインストール

 

 

■WordPressをインストールする前に

SuiteSでWordPressをインストールする前に、注意すべき点がいくつかありますので、しっかりと確認をしておきましょう。

 

・月額298円のプランが必要

SuiteSには、月額99円(税別)でディスク容量が10GBのプランと、月額298円(税別)でディスク容量が100GBのプランがあります。ただ、前者の月額99円のプランでは、MySQLのデータベースを使うことができないので、WordPressをインストールすることができません。

契約後にプランを変更することはできませんので、WordPressを使いたい場合は、あらかじめ月額298円のプランをお申し込みください。

 

・SSL化は先に行った方が良い

現在では、WebサイトはすべてSSL(暗号化)で運用することが推奨されています。SSLにしないと、Webブラウザのアドレスバーに「保護されていない通信」といった表示が出るため、Webサイトを訪問するユーザーに対し不信感を与えることになります。

SSL化していない状態でWebサイトの運用を始め、後からSSL化することも可能ですが、SSL化の作業にやや時間がかかります。これからWordPressでWebサイトを新たに運用するのであれば、先にSSL化を行っておいて、その後でWordPressをインストールすることをお勧めします。

なお、SSL化については次回の記事で解説しますので、そちらをご参照ください。

 

 

■MySQLの準備

WordPressでは、投稿などの各種のデータを、MySQLのデータベースに保存するようになっています。そこで、WordPressをインストールする前に、MySQLを使えるように準備しておきます。

 

・サイトマネージャーにログイン

MySQLの設定は、サイトマネージャー(SuiteSの管理画面)で行います。SuiteSを契約すると、サイトマネージャーの接続情報が送られてきますので、それを参照してサイトマネージャーにログインします。

 

・MySQLをオンにする

SuiteSの月額298円のプランでは、MySQLのデータベースを3つ使うことができます。ただ、契約した時点ではMySQLはオフになっていて、そのままではWordPressをインストールすることができません。

MySQLをオンにするには、次の手順を取ります。

 

①サイトマネージャーの画面左端のメニューで、「サイト管理」の部分を開きます。

②メニューの「MySQL管理」の部分にある「MySQLのON・OFF」をクリックします。

③「データベース1」~「データベース3」のどれか1つで、「ON/OFF」の設定の「ONにする」をチェックし、「設定」ボタンをクリックします。

④オンにしたデータベースの部分で、「データベース名」と「ユーザー名」の欄に表示されている値をメモしておきます(後の作業でこれらの値を使います)。

 

 

図1 MySQLをオンにする

図1 MySQLをオンにする

 

・MySQLのパスワードの変更

MySQLのデータベースに接続する際には、パスワードが必要です。パスワードの初期値は、サイトマネージャーにログインする際のパスワードと同じになっています。

そのままでもWordPressをインストールすることはできますが、セキュリティを高めるために、MySQLのデータベースには別のパスワードを設定することをお勧めします。

パスワードの設定は、「phpMyAdmin」(MySQLを管理するためのソフト)で行います。まず、次の手順でphpMyAdminにログインします。

 

①サイトマネージャーの画面左端のメニューで、「サイト管理」の部分を開きます。

②メニューの「MySQL管理」の部分にある「MySQLのON・OFF」をクリックします。

③ページ先頭の方の「データベース管理ツール」の部分にある「phpMyAdminを開く」をクリックします。

④phpMyAdminのログインのページが開きます。

⑤「ユーザー名」の欄に、「MySQLをオンにする」のところでメモしておいたユーザー名を入力します。

⑥「パスワード」の欄に、サイトマネージャーと同じパスワードを入力します。

⑦「実行する」ボタンをクリックします。

 

図2 MySQLにログインする

図2 MySQLにログインする

 

phpMyAdminにログインできたら、次の手順でパスワードを設定します。

 

①「アクション」の部分にある「パスワードを変更する」をクリックし、パスワード変更のページを開きます(図3)。

 

図3 「パスワードを変更する」をクリック

図3 「パスワードを変更する」をクリック

 

②新しいパスワードを決めて、「パスワード」と「もう一度入力してください」の欄に入力し、「実行する」ボタンをクリックします(図4)。

 

図4 パスワードの変更

図4 パスワードの変更

 

 

■WordPressのインストール

MySQLの準備ができたら、WordPressをインストールします。一般的なインストール手順でインストールすることができます。

 

・WordPressの最新版のダウンロードとアップロード

まず、 https://ja.wordpress.org からWordPressの最新版のZipファイルをダウンロードし、ご自分のパソコンでそのZipファイルを解凍します。

そして、FTPでSuiteSに接続して、「home」ディレクトリの直下か、またその中に作ったディレクトリの中に、WordPressのファイル一式(「wordpress」ディレクトリ内の全てのファイルとフォルダ)をアップロードします。

「home」ディレクトリ直下にアップロードした場合、WordPressのサイトのアドレスは 「http://ドメイン名/」 の形になります。

一方、「home」内にディレクトリを作ってそこにアップロードした場合は、WordPressのサイトのアドレスは「http://ドメイン名/ディレクトリ名」の形になります。また、SSL化の設定を先に行った場合は、アドレスの先頭の「http」を「https」に置き換えます。

 

例えば、契約時にドメインを「example.jp」にしたとします。この場合、「home」ディレクトリ直下にアップロードすれば、WordPressのサイトのアドレスは「http(s)://example.jp/」になります。

また、「home」ディレクトリ内に「wordpress」ディレクトリを作ってアップロードした場合は、WordPressのサイトのアドレスは「http(s)://example.jp/wordpress/」になります。

なお、FTPに接続するための設定は、サイトマネージャーにログインして、画面左端のメニューの「FTP設定例」をクリックすると表示されます。

 

・インストーラの起動

ファイルのアップロードが終わったら、Webブラウザを起動し、前述のWordPressのサイトのアドレスに接続します。インストーラのトップページが表示されたら、「さあ、始めましょう」のボタンをクリックします(図5)。

 

図5 WordPressのインストーラが起動したところ

図5 WordPressのインストーラが起動したところ

 

・データベース情報の設定

次のステップでは、データベースに接続するための情報を設定して(図6)、「送信」ボタンをクリックします。各項目に設定する内容は、表1のようになります。

 

図6 データベース情報の設定

図6 データベース情報の設定

 

データベースの設定が問題なければ、図7のような画面が表示されますので、「インストール実行」ボタンをクリックします。

 

表1 データベース関係で各項目に設定する内容

項目 内容
データベース名 MySQLをオンにした際にメモしておいたデータベース名を入力します。
ユーザー名 MySQLをオンにした際にメモしておいたユーザー名を入力します。
パスワード MySQLのデータベースのパスワードを入力します。
データベースのホスト名 「localhost」のままにしておきます。
テーブル接頭辞 「wp_」のままにしておきます。

 

 

図7 データベースの設定が終わったところ

図7 データベースの設定が終わったところ

 

・サイトのタイトルなどの設定

次のステップでは、サイトのタイトルなどの情報を設定して(図8)、「WordPressをインストール」のボタンをクリックします。各項目に設定する内容は、表2のようになります。

 

表2 サイトのタイトルなどの各項目に設定する内容

項目 内容
サイトのタイトル サイトにつける名前を決めて入力します。
ユーザー名 WordPressにログインするためのユーザー名を決めて入力します。
パスワード 通常は、表示されたパスワードをそのまま使います。

自分でパスワードを決めたい場合は、そのパスワードを入力します。ただし、パスワードの欄の下に「非常に脆弱」や「脆弱」と表示された場合は、より複雑なパスワードにするようにします。

メールアドレス ご自分のメールアドレスを入力します。
検索エンジンでの表示 通常はチェックをオフにしておきます。

 

 

図8 サイトのタイトルなどの設定

図8 サイトのタイトルなどの設定

 

・WordPressへのログイン

サイトのタイトルなどを設定して、「成功しました」の表示が出れば、WordPressのインストールは完了です(図9)。

 

図9 「成功しました」の表示

図9 「成功しました」の表示

 

この画面で「ログイン」のボタンをクリックすると、WordPressのログイン画面が表示されます(図10)。

 

図10 ユーザー名とパスワードを入力してログインする

図10 ユーザー名とパスワードを入力してログインする

 

ユーザー名とパスワードを入力して「ログイン」ボタンをクリックすると、WordPressの管理画面にログインすることができます(図11)。

 

図11 WordPressの管理画面

図11 WordPressの管理画面

 

 

 

 

 

 

うちだ
サービスクリエーション本部所属        (監修:とみなが)       

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