Webサイト作成の基本!サーバーの種類を知ろう(共用・VPS・クラウド・専用)

これまでこのブログでは、「WebARENA VPSクラウド」を中心にVPSについて書いてきましたが、そもそも「Webサーバーって?」ということから改めて説明していきたいと思います。

 

Webサイトを構築する際には必ず「Webサーバー」というものを用意する必要があります。

例えば、店を開いて品物を売るにしても、まずは店舗が必要です。Webサーバーはその店舗の役割を担うものになります。

そんなWebサーバーについて学んでいきましょう。

 

 

■Webサイトの仕組み

■レンタルサーバーの種類

■サーバーを選定する

 

 

■Webサイトの仕組み

そもそもWebサイトはどのような仕組みで私たちのPCやスマートフォンに表示されるのでしょうか?
私たちがWebサイトを閲覧する際、SafariやChromeといったWebブラウザを起動してWebサイトのURLを入力したり、検索サイトからリンクを辿ります。

このときWebサーバーが設置されたHTMLファイルの内容をユーザーに送信することでWebサイトを閲覧できているのです。

 

 

■レンタルサーバーの種類

レンタルサーバーは大きく4種類に分けられます。

・共用サーバー

・専用サーバー

・VPS(仮想専用サーバー)

・クラウドサーバー

 

・安価で操作も容易な「共用サーバー」

共用サーバーは、月額料金の安価なプランで利用できるレンタルサーバーで、文字どおりサーバーマシンを他ユーザーと共用する形で利用します。

そのため、サーバーマシンのディスク容量以外のCPUやメモリを他のユーザーと共用する形になり、自分もしくは他のユーザーがレンタルサーバーに負荷を与えた場合、サーバーの挙動が重くなってしまう可能性があります。

 

静的ページ展開や小規模なスクリプト、小規模なCMS展開をする程度であれば、共用サーバーで十分でしょう。

 

共用サーバーには、独自のミドルウェアを設置したり、細かいWebサーバーチューニングを行ったりすることはできません。

しかし、Webサーバーはもちろんのこと、メールサーバーやデータベースサーバーなどのWebサイトを展開するうえで必要なミドルウェアはすでにインストールされているので、共用サーバーを使用する場合はいちから構築する手間はありません。また、コントロールパネルで容易にWebサーバーの操作を行えます。

 

・1台借り切り「専用サーバー」

ユーザー専用のサーバーマシンを1台借りきるタイプのサーバーです。

管理者権限が付与されるので自由にWebサーバーを構築・設定することができます。共用サーバーと違い、他ユーザーによるメモリ干渉もないので、大規模サイト、ウェブシステム、アプリケーションの構築展開に向いています。

 

ミドルウェアは基本入っておらず、一から構築する必要があるため、サーバー知識が必要です。また、ランニングコストが共用サーバーと比べると高額なため、サイトの収益や仕様がそれに見合っているかどうか見定める必要があります。

 

・仮想サーバーで自由に利用できる「VPS」

共用サーバーのようなコストで専用サーバー同様に自由にWebサーバーの設定を行いたい場合には、VPS(Virtual Private Server)を利用します。

共用サーバーではディスク領域が割り当てであることに対して、仮想サーバーマシン自体を割り当てられるので、管理者権限も得ることができて自由にサーバー構築・設定をすることができます。

CPUやメモリも割り当てられるので、共用サーバーよりも安定した稼働が実現できます。中規模〜大規模サイト、中規模CMS構築やWebアプリケーションの展開に適しています。

ただし、最低限のミドルウェアのみインストールされている状態なので、システムを構築する上で必要なミドルウェアは別途インストールする必要があります。

 

・状況によりサーバーマシンを操作できる「クラウドサーバー」

上述までのタイプとは異なる仮想のサーバー環境になります。

VPSでは一つの仮想サーバーマシンを割り当てられましたが、クラウドサーバーでは複数の仮想サーバーマシンを自由に構築することができます。

 

Webサーバーのみでなくデータベース用の仮想サーバーマシンを設けたり、アクセス負荷分散のロードバランサを設けて負荷分散を行なったり、状況により自動でサーバーマシンを立ち上げる冗長化構成を整えたりと自由に構成を変化させることができます。

利用頻度が少ないときはディスク容量やサーバースペックを落とし、逆に負荷が上がってきたときはマシンスペックを向上させたり自由に操作することもできます。

大規模サイト、高アクセスが想定されるサイト、ゲームアプリケーション、システム構築・展開などに適しています。

 

しかし、月額料金が固定ではなく、利用したマシンスペックやサーバーへのアクセス量によりコストが変動します。

そのためアクセスが集中したり、システムに高負荷がかかるなどの事態が発生した場合、転送量が増加するほどコストも増加するので注意が必要です。

 

 

 

■Webサーバーを選定しよう

前述のサーバーの種類から用途に適したサーバーを選定しましょう。

サーバーによってできることとできないことが存在するのでサーバーの機能やスペックはよく確認してください。

 

・ディスク容量

・利用可能ミドルウェアバージョン(PHP、Perl、Mysqlなど)

・データベース設置可能件数

・メールアドレス作成件数

・マルチドメインの対応可否

・独自SSLの設定可否

・転送量制限

 

など、上記のポイントがレンタルサーバー選定において注目すべき指標になるかと思います。

また、構築するサイトやシステムで何を行いたいか、それらを行うにあたって必要なものはなんなのかを見極めるのが大事です。

 

・構築するサイトはどの程度の規模なのか

・どれくらいのアクセス数なのか

・どのようなシステムを設ける必要があるのか

 

というサイト仕様を踏まえたうえで、レンタルサーバーを選定しましょう。

 

 

 

 

 

 

うちだ
サービスクリエーション本部所属        (監修:とみなが)       

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